楽天モバイルの公式webサイト では、楽天モバイルがつながる「地下」駅・「地下」駅間の情報が掲載されていますが、本記事執筆時点(2022年6月12日時点)では、情報掲載エリアは関東の一部路線(東京メトロ・都営地下鉄・横浜市営地下鉄)だけです。
そこで、京都市の「地下」駅における楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)の通信・電波状況について、自分のスマホ(AQUOS sense3lite)を使って調査してみました。
※一部の路線では、地下駅ではない駅(地上駅)も調査しました。
※京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅(地下駅)は宇治市ですが調査しました。
具体的には、2022年6月5日に、各路線の電車に乗り、電車が各駅のホームにいる間(30秒くらいの間)に、電車の中から、
①Yahoo!ニュース(web)の記事を開こうとする操作によって、回線が繋がっているか圏外かどうか、
②my楽天モバイル(アプリ)のホーム画面を更新することによって、楽天回線とパートナー回線(au回線)のどちらに繋がっているのか(*)、
を確かめました。
(*)参考:楽天モバイルの公式webサイト
今回の記事では、その調査結果をお伝えします。
※あくまで、上記調査日・方法に基づく結果なので、例えば調査する際のホームの位置や、使用するスマートフォンの機種によって結果が変わるかもしれません。
また、駅のホーム以外の場所(例:改札・切符売場・駅と駅の間の区間等)では基本的に調査はしていませんが、京都市営地下鉄烏丸線の「京都駅」だけはすべての改札口前で調査しました。
京都市営地下鉄 烏丸線(全駅)
京都市営地下鉄烏丸線には、地下駅と、地下駅ではない駅があります。
※地下駅ではない駅(地上駅)は、竹田駅のみです。
すべての駅のホームで、Yahoo!ニュース(web)の記事を開けました。
すべての地下駅のホームで、パートナー回線(au回線)に繋がっていました。
地下駅ではない竹田駅のホームでは、楽天回線に繋がっていました。
京都駅の改札口はすべて地下にあり、北改札口・中央1改札口・中央2改札口・南改札口があります。
すべての改札口前(改札の外側)で、Yahoo!ニュース(web)の記事を開けました。
中央2改札口前(改札の外側)は、楽天回線に繋がるときと、パートナー回線(au回線)に繋がるときがありました。
他の改札口前(改札の外側)は、パートナー回線(au回線)に繋がっていました。
<参考:中央2改札口前の風景>
京都市営地下鉄 東西線(全駅)
京都市営地下鉄東西線は、全駅が地下駅です。
すべての駅のホームで、Yahoo!ニュース(web)の記事を開けました。
すべての駅のホームで、パートナー回線(au回線)に繋がっていました。
阪急 京都線(京都市内の地下駅のみ)
阪急京都線で、京都市内の地下駅は、京都河原町駅、烏丸駅、大宮駅、西院駅です。
京都市内のすべての地下駅のホームで、Yahoo!ニュース(web)の記事を開けました。
京都市内のすべての地下駅のホームで、パートナー回線(au回線)に繋がっていました。
京阪 鴨東線・本線(京都市内の地下駅のみ)
京阪鴨東線・本線で、京都市内の地下駅は、出町柳駅、神宮丸太町駅、三条駅、祇園四条駅、清水五条駅、七条駅です。
京都市内のすべての地下駅のホームで、Yahoo!ニュース(web)の記事を開けました。
京都市内のすべての地下駅のホームで、パートナー回線(au回線)に繋がっていました。
まとめ
以上、京都市内の地下駅で楽天モバイルの通信(電波)状況について実測してみた結果です。
今回調査した駅のすべてでYahoo!ニュース(web)の記事は開けましたが(=圏外はありませんでしたが)、地下駅のホームで楽天回線に繋がるところはゼロでした。
地下駅の改札口前では、京都駅(京都市営地下鉄烏丸線)ですら、楽天回線にはほとんど繋がりませんでした。
パートナー回線(au回線)は、高速通信できるデータ容量が国内は毎月5GBと限られているので(追加でデータ容量の購入は可能 )、現状(2022年6月時点)では京都市内の地下駅でネットをガンガン使うのは注意が必要だと思います。
ところで、今回と同様の調査を大阪・神戸・名古屋でも実施していますので、是非ご覧ください。
→【実測2022年5月】大阪府の「地下」駅での楽天モバイルの通信・電波状況
→【実測2022年7月】神戸市の「地下」駅での楽天モバイルの通信・電波状況
→【実測2022年8月】名古屋市の「地下」駅での楽天モバイルの通信・電波状況
今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!