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グルメ

【名古屋】あんかけスパゲッティ食べ比べ!有名店3店・コメダ珈琲店にて

あんかけスパ(アイキャッチre)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

私は名古屋市民だった際、名古屋メシを一通り食べてきました。

その結果ハマったのが、あんかけスパゲッティ。

美味しいというのはもちろんですが、ご当地グルメ感(独自性)を強く感じるからです。

そこで今回は、あんかけスパを、名古屋にある有名店3店と、コメダ珈琲店(全国チェーン店)で食べ比べ比較した結果をご紹介します。

あんかけスパのお店選びなどに役立てば幸いです。

※本記事内の情報(価格等)は、食べ比べをした2022年夏~冬時点の情報です。

 

あんかけスパの「味」の紹介

あんかけスパとはその名の通り、ソースがトロっとした「あん」になっているスパゲッティ。
あんかけスパ(ユウゼンアップ)

あんは、ミートソース・デミグラスソースを日本人(あんかけスパが誕生した1960年頃の名古屋人)向けに品種改良したものだそうです。

あんの味は、私の味覚では、「デミグラスソースに、醤油感とトマトソース感(酸味)をソコソコ加え、胡椒感(スパイシー感)をたくさん加えたような味」です。

スパゲッティは太麺で、茹でた後にラードで炒めているとのことで、香ばしさとコクを感じられます。

以上の味の構成から、トータルとしては「ズッシリ濃厚でスパイシー」

万人受けする味ではないですが、好きな人はヤミツキになる味だと思います。

 

スパゲティハウス ヨコイ

ミラオム 麺1.2倍
税込1,020円(2022年8月時点)
あんかけスパ(ヨコイ本体)

あんかけスパの中で、これが一番好きな味です。

スパイシー(胡椒)感が他店よりも強く、パンチの効いた刺激的な味。

麺の上にのっているオムレツには、ウインナー・ハム・ベーコン・マッシュルームが入っています。

このオムレツは、あんの味と相性抜群☆

ポテトサラダとキャベツ(コールスロー)の小皿は、無料で付いてました。

ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
ヨコイは、「あんかけスパの元祖」とのこと。
※詳細はコチラ

今回お邪魔したKITTE名古屋店は、名古屋駅に隣接した商業施設内で、利便性抜群です。
あんかけスパ(ヨコイ外観)

商業施設自体が新しいので、店内もキレイです。
あんかけスパ(ヨコイ店内)

この店舗を含め、名古屋市内に3店舗あります。
(黄色ピンをクリックすると店舗名が表示

その他店舗情報(メニュー等)は、お店のwebサイトをご覧ください。

 

スパゲティハウス チャオ

でら盛ミラネーズ ジャンボ
税込1,220円(2022年10月時点)
あんかけスパ(チャオ本体)

スパイシー(胡椒)感は、今回紹介するお店の中で一番少ないマイルドな味で、子供や女性でも食べやすいと思います。

卓上コショウがあるので、スパイシー感を増やすこともできます。
※コショウを多くかけても、上記のヨコイの方がスパイシー感が強い
あんかけスパ(チャオ本体コショウ)

麺の上にのっている具材は、ウインナー・ハム・ベーコン・マッシュルーム。

「でら盛ミラネーズ ジャンボ」は、
チャオの通常のミラネーズに比べて具材が1.5倍で(「でら盛」の部分)、
麺の量がレギュラーの330gよりも多い480gになっています(ジャンボの部分)。

ボリューム満点で、お腹いっぱいWW

ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
愛知県の豊橋を中心に「スパゲッ亭チャオ」というあんかけスパのお店があるけど、スパゲティハウスチャオとは名前が似ているだけで、全く別(経営者が別)のお店とのこと。
※詳細はコチラ

今回お邪魔した錦通伏見交差点店は、地下鉄伏見駅に隣接したオフィスビルの地下1階にあります。
あんかけスパ(チャオ外観)

オフィスビル自体が比較的新しく、店内もキレイです。
あんかけスパ(チャオ店内)

この店舗を含め(フードコート店のチャオニーノも含む)、愛知県内に7店舗あります。
(黄色ピンをクリックすると店舗名が表示

その他店舗情報(メニュー等)は、お店のwebサイトをご覧ください。

 

あんかけスパゲティ ユウゼン

ミラネーズ 1.2人前
税込1,010円(2022年10月時点)
あんかけスパ(ユウゼン本体)

スパイシー(胡椒)感は、上記のヨコイとチャオの中間くらい

卓上コショウがあるので、スパイシー感を増やすこともできます。
※コショウを多くかけても、上記のヨコイの方がスパイシー感が強い。
あんかけスパ(ユウゼン本体コショウ)

なお、無料で「ストロング(辛めソース)」に変更できます。
※私はまだ試してないですが

麺の上にのっているのは、ウインナー・ベーコン・マッシュルーム。

ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
ユウゼンの創業は1972年で、あんかけスパ業界でも老舗の位置づけ。
ちなみに、上記のヨコイ(あんかけスパの元祖)は1963年創業、チャオは1979年創業。

今回お邪魔した栄店(総本店)は、地下鉄栄駅から徒歩6分くらいにあるビルの地下1階にあります。
あんかけスパ(ユウゼン外観)

店内は2019年に改装されているので、キレイです。
あんかけスパ(ユウゼン店内)

この店舗を含め、名古屋市内に3店舗あります。
(黄色ピンをクリックすると店舗名が表示

その他店舗情報(メニュー等)は、お店のwebサイトをご覧ください。

 

コメダ珈琲店

「名古屋名物」あんかけスパ(単品)
税込970円~1,060円(店舗により異なる)
※2019年から新メニューとして提供開始
あんかけスパ(コメダ本体)

辛口コメントになりますが、味も見た目も、「え、コレ、あんかけスパ?」と思いました。

まず味ですが、スパイシー(胡椒)感は強いですが、味のベースはケチャップソースのよう。

上記の有名店3店と比べ、味に濃厚さ・深み・奥行きが感じられません。

個人的には、あんかけスパというより、「たくさん胡椒をかけたナポリタン」という印象。

一方で、あんかけスパだと思わずに(先入観なしで)食べると、ソコソコ美味しいです。

 

次に見た目ですが、上記の有名店3店と違い、あんの溜まりがなく、麺とあんが最初からあえられています。

麺をかき分けても、あん溜まりはできませんでした。

なお、麺以外の具材は、玉ねぎ・ピーマン・ひき肉?が確認できました。
あんかけスパ(コメダ本体アップ)

辛口コメントばかりになってしまいましたが、私はコメダ自体は好きです。

それゆえに、名古屋発祥のコメダには、「あんかけスパと称して全国で提供するのなら、あんかけスパを初めて食べる人に誤解を与えないクオリティ(味・見た目)を確保して欲しい」と思っています。

ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
あんかけスパは全国の店舗で提供されているそうですが、提供のない店舗も一部あるみたい。
提供の有無は公式サイト の、「店舗を選んで価格を調べる」で調べてね。

 

まとめ

あんかけスパは、ひつまぶし・味噌カツ・天むすなどと違って、食べたことがない人には味の想像が難しい(得体のしれない)名古屋メシだと思います。

この点が、あんかけスパを食べることのハードルに・・・

私自身も名古屋に住んでから、あんかけスパを生まれて初めて食べるまでに時間がかかりました。

そんな過去の私にアドバイスができるならば、
「キミはラーメン二郎のように濃くてパンチの効いた味の麺類が好きなんだから、あんかけスパも気に入るよ。コスパ(価格に対する満足感)も、ひつまぶしより良いよ☆」
と伝えると思います。

 

今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!