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ドライブレコーダーは私にとって必需品(法的観点も踏まえて解説)

ドライブレコーダー
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私のマイカー(中古車)は、購入時にはドライブレコーダー(以下「ドラレコ」といいます)が付いていませんでしたが、納車前にドラレコを付けました。

私としては、ドラレコが付いていない車を極力運転したくないからです。
(旅先でのレンタカーなどは仕方ないですが・・・とても不安です。。)

そんなわけで、今回は、ドラレコが「私にとって」必需品だという理由を紹介します。

 

ドラレコを付けていて良かったサンプル事例

私は自動車事故の当事者になったことはないですが、私の知人が自動車事故の当事者になったことがあります。

さいわい、知人も相手方も軽症ですみましたが、過失割合で揉めそうになったとのことです。

事故内容としては、「2車線(片側1車線)道路のカーブ部分で、相手の車がセンターラインをはみ出してきて知人の車に接触した」というものでした。

それにもかかわらず、事故後に、相手方の自動車保険会社が知人に主張してきた内容は、「当方の被保険者いわく『自分の車はセンターラインをはみ出していないと思う(=センターラインをはみ出してきたのはソチラの車だと思う)』と言っている」だったそうです。

知人が「事故時の様子はコチラのドラレコに録画されており、その映像にはソチラの車がセンターラインをはみ出してきている様子が映っている」と反論し、その映像を相手方の自動車保険会社に見せたところ、相手側は自らの車がセンターラインをはみ出していたことを認め、過失割合100:0で損害賠償に応じたそうです。

知人が車にドラレコを付けていたので過失割合で揉めることにはなりませんでしたが、ドラレコを付けていなければ揉めていたと思います(下手をすれば裁判になっていたかもしれません)。

 

ドラレコが必需品な理由① 事実に反する主張を相手がしてくると思っているから

「事実に反することは一度も言ったことがない」と、自信を持って宣言できる人は少数派ではないでしょうか。

私の認識としては、「勘違い(記憶違い)」にしろ、「意図的(騙すつもり)」にしろ、人間は事実に反することを言ってしまうものだと思っています。

特に、自分にとって不都合な出来事については、事実に反することを言う(自分にとって都合のいいような嘘をつく)人が多数派だと思っています。

上記のサンプル事例でも、相手は「自分の車はセンターラインをはみ出していないと思う(=センターラインをはみ出してきたのはソチラの車だと思う)」などと、自分にとって不都合な事実について、事実に反する主張をしています。

もちろん、自分自身も含めて事故の当事者全員が、事故状況について事実通りの主張をしてくれるケースもあるかもしれませんが、私としてはそのようなケースは稀だと思っています。

そのため、私としては、事故の相手方が事故状況について事実に反する主張をしてきた場合に備える必要がある(リスクマネジメントをする必要がある)と思っています。

 

ドラレコが必需品な理由② 事故状況についての客観的な証拠を残すのに役立つと思うから

事故の相手方が事故状況について事実に反する主張をしてきた場合、事故状況についての客観的な証拠がない(もしくは不足している)と、水掛け論になると思います。

事故の相手方が事故状況について事実に反する主張をしてきたことによって水掛け論になることは、私としては、精神衛生上の観点と、時間の浪費の観点から避けたいです。

また、任意の話し合いでは話が纏まらずに訴訟(民事裁判)になったとしても、客観的な証拠がない(もしくは不足している)と、裁判官が事故状況について事実に反する事実認定をしてしまう場合もあり得ます。
※裁判官は事故が起こった際の様子は見ていないことから、事故状況についての事実認定は、原告や被告から提出された証拠に基づいて行うことになります。
※冤罪をテーマにした映画「それでもボクはやってない」を鑑賞していただくと、裁判官が事故状況について事実に反する事実認定をしてしまう場合もあることについて、納得してもらえると思います(民事裁判ではなく刑事裁判の映画ですが)。

そのため、泣き寝入りの事態(時間・金・手間をかけて裁判をしたにもかかわらず事故状況について事実に反する事実認定がなされる)になるのを防ぐためには、事故状況についての客観的な証拠を残すことが重要だと思っています。

そして、ドラレコは、事故状況についての客観的な証拠を残すのに役立つと思っています。

上記のサンプル事例でも、事実に反する主張をしていた相手や相手方の自動車保険会社も、ドラレコの映像を見せたところ、素直に知人の主張を受け入れました。

もちろん、ドラレコにも死角があったりするなど、事故状況についての客観的な証拠を漏れなく残すことはできないと思いますが、ドラレコを付けていた方が事故状況についての客観的な証拠を残せる確率は高まると思います。

 

まとめ

以上、ドラレコが「私にとって」必需品だという理由を紹介しました。

ちなみに、私のマイカーに取り付けているドラレコは、2カメラ(前後カメラ)タイプで、価格は取付工賃込みで約4万円でした。

個人的には、非常にコスパの良い買い物だと思っており、家族や友人にも自信を持っておススメできます。
※実際に父親に勧めたところ、2カメラ(前後カメラ)タイプを設置していました。

 

今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!