マイカーの維持費(ランニングコスト)の一つである任意保険。
保険料を節約する手段としては、次の①~③などの方法があると思います。
①事故を起こさない(任意保険の等級を上げる)
②任意保険の補償内容・付帯サービスを簡素化する
③任意保険の会社やブランドを乗換える
今回は、③任意保険の会社やブランドを乗換える、を実施したので、その体験談をお話しします。
なお、任意保険の保険会社やブランドによって、補償内容の選択肢に違いがあったり(例:補償金額の選択肢に「無制限」がないものがある)、自動付帯されているサービスの有無や内容(例:自動付帯のロードサービスの有無や内容)に違いがあったりするので、
保険会社やブランドを乗換えると、補償内容や付帯サービスを従前の任意保険と完全に一致させることはできない(補償内容や付帯サービスが変わる)可能性があることについて、
あらかじめご承知おきください。
1.元々加入していた任意保険と保険料
私が元々加入していた任意保険は「チューリッヒ 通販型スーパー自動車保険」で、この保険を継続した場合の次回の年間保険料は約36,000円でした。
この任意保険に加入したのは数年前ですが、当時は下記3の「インターネット上の一括見積りサービス(無料)」の存在を知らなかったので、当時テレビCMなどでよく目にしていた通販型(ダイレクト型)任意保険のチューリッヒとソニー損保について各社のwebサイトで個別に見積りを取り、保険料の安かったチューリッヒに加入しました。
2.チューリッヒの任意保険ブランドは2種類あると知る
任意保険の乗換えを検討するため、任意保険会社についてネット検索していたところ、チューリッヒの任意保険のブランドは2種類あることを知りました。
一つは私が元々加入していた「チューリッヒ 通販型スーパー自動車保険」で、もう一つが「チューリッヒ ネット専用自動車保険」です。
チューリッヒのwebサイトの「チューリッヒ ネット専用自動車保険」の説明には、「従来の通販型自動車保険よりも保険料をもっと節約!」との記載がありました。
そこで、チューリッヒのwebサイトで「チューリッヒ ネット専用自動車保険」の見積りを取ったところ、見積り結果(年間保険料)は、約23,000円でした。
なお、見積りの前提条件(例:年間予定走行距離・希望する補償内容など)は、元々加入していた「チューリッヒ 通販型スーパー自動車保険」と大体同じにしましたが、補償内容に少し差異があります。
例えば、「チューリッヒ 通販型スーパー自動車保険」には付いていた搭乗者傷害保険1,000万円は、「チューリッヒ ネット専用自動車保険」では付いていません。
※チューリッヒのwebサイトいわく「ネット専用自動車保険では搭乗者傷害保険はご用意しておりません」とのことです。
また、「チューリッヒ 通販型スーパー自動車保険」では自動付帯だったロードサービスは、「チューリッヒ ネット専用自動車保険」では付けていません。
※チューリッヒのwebサイトいわく「ネット専用自動車保険では、ロードサービスはお客様に任意の特約としてお選びいただけます」とのことです。
「チューリッヒ 通販型スーパー自動車保険」と「チューリッヒ ネット専用自動車保険」の違いの詳細については、違いの対比表が掲載されているチューリッヒのwebサイト で確認ください。
3.インターネット上の一括見積サービス(無料)を利用
任意保険の乗換えを検討するため、任意保険会社についてネット検索していたところ、複数の任意保険をインターネット上で無料で一括見積りできるサービスを見つけました。
それが、株式会社ウェブクルーが運営する「保険スクエアbang! 自動車保険」です。
「保険スクエアbang! 自動車保険」のwebサイト にアクセスして、保険料の見積りに必要な情報(例:年間予定走行距離・希望する補償内容など)を入力したところ、即座にメールで6社分の見積り結果が届きました。
各社のwebサイトで個別に見積りを取る場合と比べて、保険料の見積りに必要な情報(例:年間予定走行距離・希望する補償内容など)を何度も入力する手間が省けるので、とても便利に感じました。
一方で、見積り先の会社から、「自動車保険はお決まりですか?」や「自動車保険のお手続きはお済みですか?」などといったタイトルのメールが20通以上も送られてきたことは、少しデメリットに感じました。
また、一括見積り依頼時に、希望する補償内容は自身で入力しますが、希望した補償内容が一部反映されずに保険料が見積りされている任意保険がありました。
例えば、一括見積り依頼時に、希望する補償内容として搭乗者傷害保険1,000万円を付けているにもかかわらず、搭乗者傷害保険が付いていない補償内容で保険料が見積りされている任意保険がありました。
4.見積り結果の比較と乗換え
見積り結果としては「チューリッヒ ネット専用自動車保険」の保険料が一番安く、補償内容・付帯サービスも妥協できる範囲内だったので、そちらに乗換えました。
節約できた金額は、「約36,000円 ― 約23,000円 = 約13,000円」です。
乗換えに費やした手間と時間を考慮しても、コスパは良かったと思います。
今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!