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電気代

【2023年2月分】グランデータのONEでんき高い!大手電力の規制料金プランと電気代バトル

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

 お知らせ 

本記事は2023年2月分の記事です🖐

最新記事(2023年11月分)はコチラ

 

後輩
後輩
現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プランって記事を読んで、
契約中の料金プランの電気代が、高いのか安いのか気になってるんだ~
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
いま契約中の電気料金プランは、何なの?
後輩
後輩
グランデータのONEでんき「フリープラン」だよ。
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
その料金プランは、燃料費調整に上限が無いうえに、いわゆる電源調達調整費も導入されているから(=実質的に市場連動型の電気料金プランだから)、化石燃料価格が高騰している現状だと、電気代の値上がり具合が気になるね。
後輩
後輩
燃料費調整に上限がある、大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」との料金比較をしてくれないかな?
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
いま話題の、「#電気代バトル」だね!
料金比較シミュレーションをしてみよう♪

 

ということで、2023年2月分の電気料金について、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」と、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の、
料金比較シミュレーションをしていきます(計算過程も記載します)。
※2023年1月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ

もちろん、燃料費調整額(国の補助金込み)・いわゆる電源調達調整費も含めて計算します。
グランデータも、国の補助金の対象になっています。詳細はグランデータのwebサイトを参照。

今回の電気代バトルの重要ポイントは、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の燃料費調整には上限が無いいわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)も導入されている
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の燃料費調整には上限がある
という点です。

<参考:グランデータのwebサイト>
グランデータニュース(2022年3月31日)

出典:グランデータ,ニュース(2022/03/31),【重要】約款変更のお知らせ
https://grandata-service.jp/news/65936/

 

なお、「燃料費調整額・電源調達調整費って何?」と思った方は、次の記事をご覧ください。

電気料金プランアイキャッチ
【2023年5月追記】現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プラン 電気料金の値上げに関する話題を、2022年以降、ニュースでよく目にするようになりました。 ※参考:読売新聞オンラインの記事(202...

 

皆さんの電気料金プラン選びの参考になれば幸いです!

※料金比較シミュレーションは真面目にやりましたが、ミスなどがある可能性もあるので、あらかじめご承知おきください。

 

目次

1.算定条件

◆対象年月
2023年2月分

◆契約電流
30アンペア
※最低料金制のエリア(関西・中国・四国)は除く

◆使用電力量
260kWh
※下記の記事から、家庭での「平均的な」電気使用量は260kWhだと想定

節電
【節電の目安】家庭での「平均的な」電気使用量(kWh)を調べてみた2022年の冬は、国(経済産業省)が旗振り役の節電キャンペーン(節電プログラム)が実施され、参加者には節電ポイントが付与されます。 ※...

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
3.45円/kWh
経済産業省のニュースリリース(2022年3月25日)参照

◆ONEでんきの電気料金の単価・端数処理

フリープランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

フリープラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(フリー・Mプラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important

 

スタンダードプランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

スタンダードプラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(スタンダード・オール電化プラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important2

 

燃料費調整単価・燃料費調整額の追加調整単価の「一例」は、次の通り。
※その他のエリアの単価はグランデータのwebサイトを参照。

グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)東京 グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)関西1 グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)関西2

出典:グランデータ,2023年3月分 燃料費調整額のお知らせ,2023年3月22日時点
https://grandata-service.jp/wp/wp-content/uploads/material/electricity/fuel_adjustment_2303.pdf

 

国の補助金(値引き)は、次の通り。

グランデータwebサイト国の補助金(2023年3月21日時点)

出典:グランデータ,「電気・ガス価格激変緩和対策事業」への参加に関して,2023年3月21日時点
https://grandata-service.jp/gekihenkanwa/

 

端数処理は、合計金額の1円未満を切捨て。

料金その他の計算における合計金額の単位は、1 円とし、その端数は、切り捨てます。

出典:グランデータ 電気供給約款〔2022年12月1日改訂版〕第4条(5)

 

2.北海道電力との比較

下記の通り、北海道電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が5,008円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が5,658円高いです。

ONEでんき フリープラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,670.00円 = 29.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,667.60円 = 10.26円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,758.040円 = 14.454円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,172.64円(≒13,172円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
8,320.00円 = 32.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,667.60円 = 10.26円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,758.040円 = 14.454円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,822.64円(≒13,822円)

 

北海道電力 従量電灯B

◆請求金額
8,164円

北海道電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年2月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh)の結果を転記

北海道電力(従量電灯B)

出典:北海道電力,電気料金シミュレーション従量電灯B,2023年2月18日,
https://www11.hepco.co.jp/FW15/FWPs01101JuryodentoBRyokinKeisan.do

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北海道)との比較
5,008円 = 13,172円 - 8,164円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北海道)との比較
5,658円 = 13,822円 - 8,164円

以上の通り、北海道電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が5,008円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が5,658円高いです。

 

3.東北電力との比較

下記の通り、東北電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が6,433円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が6,849円高いです。

ONEでんき フリープラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,590.60円 = 13.81円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,646.500円 = 14.025円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,178.10円(≒13,178円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,280.00円 = 28.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,590.60円 = 13.81円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,646.500円 = 14.025円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,594.10円(≒13,594円)

 

東北電力 従量電灯B

◆請求金額
6,745円

東北電力のプレスリリース(2022年12月27日)に記載されている金額を転記

東北電力(従量電灯B)

出典:東北電力,プレスリリース,2023年2月分の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東北)との比較
6,433円 = 13,178円 - 6,745円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東北)との比較
6,849円 = 13,594円 - 6,745円

以上の通り、東北電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が6,433円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が6,849円高いです。

 

4.東京電力エナジーパートナーとの比較

下記の通り、東電の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が5,689円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が6,313円高いです。

ONEでんき フリープラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,390.40円 = 13.04円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,663.660円 = 14.091円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,995.06円(≒12,995円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,488.00円 = 28.80円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,390.40円 = 13.04円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,663.660円 = 14.091円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,619.06円(≒13,619円)

 

東京電力エナジーパートナー 従量電灯B

◆請求金額
7,306

東電のプレスリリース(2022年12月27日)別紙に記載されている金額を転記

東電モデル料金

出典:東京電力エナジーパートナー,プレスリリース,
2023年2月分燃料費調整単価および電気料金の算定(関東エリア) <別紙1>

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東京)との比較
5,689円 = 12,995円 - 7,306円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東京)との比較
6,313円 = 13,619円 - 7,306円

以上の通り、東電との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が5,689円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が6,313円高いです。

 

5.中部電力ミライズとの比較

下記の通り、中部電力ミライズの家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が5,748円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が6,294円高いです。

ONEでんき フリープラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,252.60円 = 12.51円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,923.920円 = 15.092円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,117.52円(≒13,117円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,410.00円 = 28.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,252.60円 = 12.51円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,923.920円 = 15.092円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,663.52円(≒13,663円)

 

中部電力ミライズ 従量電灯B

◆請求金額
7,369

中部電力ミライズのプレスリリース(2022年12月27日)に記載されている金額を転記

中部電力ミライズ(従量電灯B)

出典:中部電力ミライズ,燃料費調整単価表【2023年2月分】
https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/contract/fuelcost/unitprice/__icsFiles/afieldfile/2023/01/26/nen_price_202302_1.pdf

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中部)との比較
5,748円 = 13,117円 - 7,369円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中部)との比較
6,294円 = 13,663円 - 7,369円

以上の通り、中部電力ミライズとの比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が5,748円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が6,294円高いです。

 

6.北陸電力との比較

下記の通り、北陸電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が5,760円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が6,852円高いです。

ONEでんき フリープラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,538.00円 = 21.30円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,704.00円 = 10.40円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,832.400円 = 14.740円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,151.40円(≒11,151円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,704.00円 = 10.40円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,832.400円 = 14.740円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,243.40円(≒12,243円)

 

北陸電力 従量電灯B

◆請求金額
5,391

北陸電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年2月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・初回振替契約割引あり)の結果を転記

北陸電力(従量電灯B)

出典:北陸電力,従量電灯B試算結果,2023年2月19日
https://www.rikuden.co.jp/cgi-bin/shisan/211.cgi

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北陸)との比較
5,760円 = 11,151円 - 5,391円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北陸)との比較
6,852円 = 12,243円 - 5,391円

以上の通り、北陸電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が5,760円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が6,852円高いです。

 

7.関西電力との比較

下記の通り、関西電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が5,959円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が6,765円高いです。

ONEでんき フリープラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,824.00円 = 22.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,912.05円 = 168.05 +( 11.20円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,823.820円 = 220.605 +( 14.707円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,636.87円(≒11,636円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,912.05円 = 168.05 +( 11.20円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,823.820円 = 220.605 +( 14.707円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,442.87円(≒12,442円)

 

関西電力 従量電灯A

◆請求金額
5,677

関西電力のプレスリリース(2022年12月27日)に記載されている金額を転記

関西電力(従量電灯A)

出典:関西電力,プレスリリース,2023年2月分電気料金の燃料費調整

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(関西)との比較
5,959円 = 11,636円 - 5,677円

◆ONEでんき スタンダードプラン(関西)との比較
6,765円 = 12,442円 - 5,677円

以上の通り、関西電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が5,959円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が6,765円高いです。

 

8.中国電力との比較

下記の通り、中国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が7,097円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が7,643円高いです。

ONEでんき フリープラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
4,064.13円 = 234.78 +( 15.63円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,820.960円 = 220.440 +( 14.696円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,306.09円(≒13,306円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,890.00円 = 26.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
4,064.13円 = 234.78 +( 15.63円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,820.960円 = 220.440 +( 14.696円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,852.09円(≒13,852円)

 

中国電力 従量電灯A

◆請求金額
6,209

中国電力のプレスリリース(2022年12月27日)に記載されている金額を転記

中国電力(従量電灯A)

出典:中国電力,プレスリリース,2023年2月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中国)との比較
7,097円 = 13,306円 - 6,209円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中国)との比較
7,643円 = 13,852円 - 6,209円

以上の通り、中国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が7,097円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が7,643円高いです。

 

9.四国電力との比較

下記の通り、四国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が6,305円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が6,955円高いです。

ONEでんき フリープラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,158.90円 = 133.55 +( 12.15円/kWh × 249kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,820.960円 = 161.656 +( 14.696円/kWh × 249kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,400.86円(≒12,400円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,994.00円 = 26.90円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,158.90円 = 133.55 +( 12.15円/kWh × 249kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,820.960円 = 161.656 +( 14.696円/kWh × 249kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,050.86円(≒13,050円)

 

四国電力 従量電灯A

◆請求金額
6,095

四国電力のプレスリリース(2022年12月27日)に記載されている金額を転記

四国電力(従量電灯A)

出典:四国電力,プレスリリース,2023年2月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(四国)との比較
6,305円 = 12,400円 - 6,095円

◆ONEでんき スタンダードプラン(四国)との比較
6,955円 = 13,050円 - 6,095円

以上の通り、四国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が6,305円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が6,955円高いです。

 

10.九州電力との比較

下記の通り、九州電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が4,915円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が5,435円高いです。

ONEでんき フリープラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,084.00円 = 23.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,191.80円 = 8.43円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,303.300円 = 12.705円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
10,656.10円(≒10,656円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,604.00円 = 25.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,191.80円 = 8.43円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
3,303.300円 = 12.705円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,176.10円(≒11,176円)

 

九州電力 従量電灯B

◆請求金額
5,741

九州電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年2月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・口座振替割引あり)の結果を転記

九州電力(従量電灯B)

出典:九州電力,あなたの電気料金をシミュレーション従量電灯B,2023年2月20日
https://www1.kyuden.co.jp/php/ryokin_shift/public/user_hontou/index.php/user_hontou/ryokin_shift/jyuryo_b_result/

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(九州)との比較
4,915円 = 10,656円 - 5,741円

◆ONEでんき スタンダードプラン(九州)との比較
5,435円 = 11,176円 - 5,741円

以上の通り、九州電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が4,915円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が5,435円高いです。

 

まとめ

2023年2月分においては、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の方が
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」よりも、
電気料金が高い結果となりました。

なお、差額は4~7千円くらいと、地域・料金プランによって差額にバラつきがあります

ちなみに、表の黄色マーカ―は、ONEでんきの電気代が、大手電力(規制料金プラン)の2倍以上ある箇所を示しています。

差額まとめ表(フリープラン)2月分 差額まとめ表(スタンダードプラン)2月分

 

ここまで大きな差額が生じた主な原因は、燃料費調整の上限の有無と、いわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)の有無です。

アイキャッチ(グランデータ電気代高騰)
【グランデータ電気代高騰の原因】突き詰めて調べたら「利益デカ盛り」疑惑が浮上 ということで、今回は「グランデータの電気代が高騰した原因」について、突き詰めて調べてみま...

 

2023年3月中旬からTwitter上で「グランデータの電気代は高い」という件で炎上が起こり、以下の通りニュース等にもなっています。

 

ところで、本記事執筆時点(2023年3月時点)で、大手電力会社10社のうち7社(中部電力ミライズ・関西電力・九州電力以外)は、2023年5月~6月頃にかけて、規制料金プランについて、経済産業大臣の審査・認可が必要な本格値上げをする予定です。

一方で、大手電力会社の規制料金プランの値上げを受けて、ONEでんきが値上げをするか否かは、本記事執筆時点では不明です(値上げするかもしれませんし、しないかもしれません)。
※auでんきは値上げする旨を2023年2月9日に発表しました(詳細はコチラ
※楽天でんきは値上げする旨を2023年2月20日に発表しました(詳細はコチラ

そして、今後の化石燃料価格の動向といった不確定要素もあり、
2023年5月~6月頃「以降に」、ONEでんき・大手電力(規制料金プラン)のどちらが安くなるかは、予想できません。
※2023年1月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ

 

今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!