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電気代

【2023年3月分】グランデータのONEでんき高い?大手電力の規制料金プランと電気代バトル

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

 お知らせ 

本記事は2023年3月分の記事です🖐

最新記事(2023年11月分)はコチラ

 

後輩
後輩
現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プランって記事を読んで、
契約中の料金プランの電気代が、高いのか安いのか気になってるんだ~
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
いま契約中の電気料金プランは、何なの?
後輩
後輩
グランデータのONEでんき「フリープラン」だよ。
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
その料金プランは、燃料費調整に上限が無いうえに、いわゆる電源調達調整費も導入されているから(=実質的に市場連動型の電気料金プランだから)、化石燃料価格が高騰している現状だと、電気代の値上がり具合が気になるね。
後輩
後輩
燃料費調整に上限がある、大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」との料金比較をしてくれないかな?
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
いま話題の、「#電気代バトル」だね!
料金比較シミュレーションをしてみよう♪

 

ということで、2023年3月分の電気料金について、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」と、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の、
料金比較シミュレーションをしていきます(計算過程も記載します)。
※2023年1月分についてはコチラ
※2023年2月分についてはコチラ

もちろん、燃料費調整額(国の補助金込み)・いわゆる電源調達調整費も含めて計算します。
グランデータも、国の補助金の対象になっています。詳細はグランデータのwebサイトを参照。

今回の電気代バトルの重要ポイントは、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の燃料費調整には上限が無いいわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)も導入されている
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の燃料費調整には上限がある
という点です。

<参考:グランデータのwebサイト>
グランデータニュース(2022年3月31日)

出典:グランデータ,ニュース(2022/03/31),【重要】約款変更のお知らせ
https://grandata-service.jp/news/65936/

 

なお、「燃料費調整額・電源調達調整費って何?」と思った方は、次の記事をご覧ください。

電気料金プランアイキャッチ
【2023年5月追記】現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プラン 電気料金の値上げに関する話題を、2022年以降、ニュースでよく目にするようになりました。 ※参考:読売新聞オンラインの記事(202...

 

皆さんの電気料金プラン選びの参考になれば幸いです!

※料金比較シミュレーションは真面目にやりましたが、ミスなどがある可能性もあるので、あらかじめご承知おきください。

 

目次

1.算定条件

◆対象年月
2023年3月分(本記事執筆年月分)

◆契約電流
30アンペア
※最低料金制のエリア(関西・中国・四国)は除く

◆使用電力量
260kWh
※下記の記事から、家庭での「平均的な」電気使用量は260kWhだと想定

節電
【節電の目安】家庭での「平均的な」電気使用量(kWh)を調べてみた2022年の冬は、国(経済産業省)が旗振り役の節電キャンペーン(節電プログラム)が実施され、参加者には節電ポイントが付与されます。 ※...

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
3.45円/kWh
経済産業省のニュースリリース(2022年3月25日)参照

◆ONEでんきの電気料金の単価・端数処理

フリープランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

フリープラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(フリー・Mプラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important

 

スタンダードプランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

スタンダードプラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(スタンダード・オール電化プラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important2

 

燃料費調整単価・燃料費調整額の追加調整単価の「一例」は、次の通り。
※その他のエリアの単価はグランデータのwebサイトを参照。

グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)東京 グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)関西1 グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)関西2

出典:グランデータ,2023年3月分 燃料費調整額のお知らせ,2023年3月22日時点
https://grandata-service.jp/wp/wp-content/uploads/material/electricity/fuel_adjustment_2303.pdf

 

国の補助金(値引き)は、次の通り。

グランデータwebサイト国の補助金(2023年3月21日時点)

出典:グランデータ,「電気・ガス価格激変緩和対策事業」への参加に関して,2023年3月21日時点
https://grandata-service.jp/gekihenkanwa/

 

端数処理は、合計金額の1円未満を切捨て。

料金その他の計算における合計金額の単位は、1 円とし、その端数は、切り捨てます。

出典:グランデータ 電気供給約款〔2022年12月1日改訂版〕第4条(5)

 

2.北海道電力との比較

下記の通り、北海道電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が3,398円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が4,048円高いです。

ONEでんき フリープラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,670.00円 = 29.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,519.40円 = 9.69円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,296.580円 = 8.833円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,562.98円(≒11,562円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
8,320.00円 = 32.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,519.40円 = 9.69円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,296.580円 = 8.833円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,212.98円(≒12,212円)

 

北海道電力 従量電灯B

◆請求金額
8,164円

北海道電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年3月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh)の結果を転記

北海道電力の従量電灯Bモデル料金

出典:北海道電力,電気料金シミュレーション従量電灯B,2023年3月18日,
https://www11.hepco.co.jp/FW15/FWPs01101JuryodentoBRyokinKeisan.do

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北海道)との比較
3,398円 = 11,562円 - 8,164円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北海道)との比較
4,048円 = 12,212円 - 8,164円

以上の通り、北海道電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が3,398円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が4,048円高いです。

 

3.東北電力との比較

下記の通り、東北電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が4,849円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が5,265高いです。

ONEでんき フリープラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,377.40円 = 12.99円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,276.560円 = 8.756円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,594.96円(≒11,594円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,280.00円 = 28.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,377.40円 = 12.99円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,276.560円 = 8.756円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,010.96円(≒12,010円)

 

東北電力 従量電灯B

◆請求金額
6,745円

東北電力のプレスリリース(2023年1月27日)に記載されている金額を転記

東北電力の従量電灯Bモデル料金

出典:東北電力,プレスリリース,2023年3月分の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東北)との比較
4,849円 = 11,594円 - 6,745円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東北)との比較
5,265円 = 12,010円 - 6,745円

以上の通り、東北電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が4,849円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が5,265高いです。

 

4.東京電力エナジーパートナーとの比較

下記の通り、東電の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が4,011円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が4,635円高いです。

ONEでんき フリープラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,039.40円 = 11.69円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,336.620円 = 8.987円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,317.02円(≒11,317円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,488.00円 = 28.80円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,039.40円 = 11.69円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,336.620円 = 8.987円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,941.02円(≒11,941円)

 

東京電力エナジーパートナー 従量電灯B

◆請求金額
7,306円

東電のプレスリリース(2023年1月27日)別紙に記載されている金額を転記

東電の従量電灯Bモデル料金

出典:東京電力エナジーパートナー,プレスリリース,
2023年3月分燃料費調整単価および電気料金の算定(関東エリア) <別紙1>

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東京)との比較
4,011円 = 11,317円 - 7,306円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東京)との比較
4,635円 = 11,941円 - 7,306円

以上の通り、東電との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が4,011円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が4,635円高いです。

 

5.中部電力ミライズとの比較

下記の通り、中部電力ミライズの家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が4,058円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が4,604円高いです。

ONEでんき フリープラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,932.80円 = 11.28円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,553.980円 = 9.823円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,427.78円(≒11,427円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,410.00円 = 28.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,932.80円 = 11.28円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,553.980円 = 9.823円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,973.78円(≒11,973円)

 

中部電力ミライズ 従量電灯B

◆請求金額
7,369円

中部電力ミライズのプレスリリース(2023年1月27日)に記載されている金額を転記

中部電力の従量電灯Bモデル料金

出典:中部電力ミライズ,燃料費調整単価表【2023年3月分】
https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/contract/fuelcost/unitprice/__icsFiles/afieldfile/2023/01/30/nen_price_202303.pdf

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中部)との比較
4,058円 = 11,427円 - 7,369円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中部)との比較
4,604円 = 11,973円 - 7,369円

以上の通り、中部電力ミライズとの比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が4,058円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が4,604円高いです。

 

6.北陸電力との比較

下記の通り、北陸電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が4,257円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が5,349円高いです。

ONEでんき フリープラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,538.00円 = 21.30円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,633.80円 = 10.13円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 9.229円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
9,648.34円(≒9,648円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,633.80円 = 10.13円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 9.229円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
10,740.34円(≒10,740円)

 

北陸電力 従量電灯B

◆請求金額
5,391円

北陸電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年3月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・初回振替契約割引あり)の結果を転記

北陸電力の従量電灯Bモデル料金

出典:北陸電力,従量電灯B試算結果,2023年3月19日
https://www.rikuden.co.jp/cgi-bin/shisan/211.cgi

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北陸)との比較
4,257円 = 9,648円 - 5,391円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北陸)との比較
5,349円 = 10,740円 - 5,391円

以上の通り、北陸電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が4,257円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が5,349円高いです。

 

7.関西電力との比較

下記の通り、関西電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が4,363円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が5,169円高いです。

ONEでんき フリープラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,824.00円 = 22.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,740.45円 = 158.15 +( 10.54円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 138.435 +( 9.229円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
10,040.99円(≒10,040円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,740.45円 = 158.15 +( 10.54円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 138.435 +( 9.229円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
10,846.99円(≒10,846円)

 

関西電力 従量電灯A

◆請求金額
5,677円

関西電力のプレスリリース(2023年1月27日)に記載されている金額を転記

関西電力の従量電灯Aモデル料金

出典:関西電力,プレスリリース,2023年3月分電気料金の燃料費調整

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(関西)との比較
4,363円 = 10,040円 - 5,677円

◆ONEでんき スタンダードプラン(関西)との比較
5,169円 = 10,846円 - 5,677円

以上の通り、関西電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が4,363円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が5,169円高いです。

 

8.中国電力との比較

下記の通り、中国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が5,509円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が6,055円高いです。

ONEでんき フリープラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,897.77円 = 225.22 +( 14.99円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 138.435 +( 9.229円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,718.31円(≒11,718円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,890.00円 = 26.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,897.77円 = 225.22 +( 14.99円/kWh × 245kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 138.435 +( 9.229円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
12,264.31円(≒12,264円)

 

中国電力 従量電灯A

◆請求金額
6,209円

中国電力のプレスリリース(2023年1月27日)に記載されている金額を転記

中国電力の従量電灯Aモデル料金

出典:中国電力,プレスリリース,2023年3月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中国)との比較
5,509円 = 11,718円 - 6,209円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中国)との比較
6,055円 = 12,264円 - 6,209円

以上の通り、中国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が5,509円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が6,055円高いです。

 

9.四国電力との比較

下記の通り、四国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が4,777円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が5,427円高いです。

ONEでんき フリープラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,052.28円 = 129.02 +( 11.74円/kWh × 249kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 101.519 +( 9.229円/kWh × 249kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
10,872.82円(≒10,872円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,994.00円 = 26.90円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
3,052.28円 = 129.02 +( 11.74円/kWh × 249kWh )

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
2,399.540円 = 101.519 +( 9.229円/kWh × 249kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
11,522.82円(≒11,522円)

 

四国電力 従量電灯A

◆請求金額
6,095円

四国電力のプレスリリース(2023年1月27日)に記載されている金額を転記

四国電力の従量電灯Aモデル料金

出典:四国電力,プレスリリース,2023年3月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(四国)との比較
4,777円 = 10,872円 - 6,095円

◆ONEでんき スタンダードプラン(四国)との比較
5,427円 = 11,522円 - 6,095円

以上の通り、四国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が4,777円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が5,427円高いです。

 

10.九州電力との比較

下記の通り、九州電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が3,376円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が3,896円高いです。

ONEでんき フリープラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,084.00円 = 23.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,108.60円 = 8.11円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
1,847.560円 = 7.106円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
9,117.16円(≒9,117円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,604.00円 = 25.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額(国の補助金は除く)
2,108.60円 = 8.11円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
1,847.560円 = 7.106円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
9,637.16円(≒9,637円)

 

九州電力 従量電灯B

◆請求金額
5,741円

九州電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年3月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・口座振替割引あり)の結果を転記

九州電力の従量電灯Bモデル料金

出典:九州電力,あなたの電気料金をシミュレーション従量電灯B,2023年3月19日
https://www1.kyuden.co.jp/php/ryokin_shift/public/user_hontou/index.php/user_hontou/ryokin_shift/jyuryo_b_result/

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(九州)との比較
3,376円 = 9,117円 - 5,741円

◆ONEでんき スタンダードプラン(九州)との比較
3,896円 = 9,637円 - 5,741円

以上の通り、九州電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が3,376円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が3,896円高いです。

 

まとめ

2023年3月分においては、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の方が
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」よりも、
電気料金が高い結果となりました。

なお、差額は3~6千円くらいと、地域・料金プランによって差額にバラつきがあります

ちなみに、差額が一番大きいのは、ONEでんき「スタンダードプラン」(中国)で、
中国電力の「従量電灯A」よりも2倍近く高いです。

差額まとめ表(フリープラン) 差額まとめ表(スタンダードプラン)

 

ここまで大きな差額が生じた主な原因は、燃料費調整の上限の有無と、いわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)の有無です。

アイキャッチ(グランデータ電気代高騰)
【グランデータ電気代高騰の原因】突き詰めて調べたら「利益デカ盛り」疑惑が浮上 ということで、今回は「グランデータの電気代が高騰した原因」について、突き詰めて調べてみま...

 

2023年3月中旬からTwitter上で「グランデータの電気代は高い」という件で炎上が起こり、以下の通りニュース等にもなっています。

 

ところで、本記事執筆時点(2023年3月時点)で、大手電力会社10社のうち7社(中部電力ミライズ・関西電力・九州電力以外)は、2023年5月~6月頃にかけて、規制料金プランについて、経済産業大臣の審査・認可が必要な本格値上げをする予定です。

一方で、大手電力会社の規制料金プランの値上げを受けて、ONEでんきが値上げをするか否かは、本記事執筆時点では不明です(値上げするかもしれませんし、しないかもしれません)。
※auでんきは値上げする旨を2023年2月9日に発表しました(詳細はコチラ
※楽天でんきは値上げする旨を2023年2月20日に発表しました(詳細はコチラ

そして、今後の化石燃料価格の動向といった不確定要素もあり、
2023年5月~6月頃「以降に」、ONEでんき・大手電力(規制料金プラン)のどちらが安くなるかは、予想できません。
※2023年1月分についてはコチラ
※2023年2月分についてはコチラ

 

今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!