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電気代

【2023年1月分】グランデータのONEでんき高騰!大手電力の規制料金プランと電気代バトル

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

 お知らせ 

本記事は2023年1月分の記事です🖐

最新記事(2023年11月分)はコチラ

 

後輩
後輩
現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プランって記事を読んで、
契約中の料金プランの電気代が、高いのか安いのか気になってるんだ~
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
いま契約中の電気料金プランは、何なの?
後輩
後輩
グランデータのONEでんき「フリープラン」だよ。
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
その料金プランは、燃料費調整に上限が無いうえに、いわゆる電源調達調整費も導入されているから(=実質的に市場連動型の電気料金プランだから)、化石燃料価格が高騰している現状だと、電気代の値上がり具合が気になるね。
後輩
後輩
燃料費調整に上限がある、大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」との料金比較をしてくれないかな?
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
いま話題の、「#電気代バトル」だね!
料金比較シミュレーションをしてみよう♪

 

ということで、2023年1月分の電気料金について、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」と、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の、
料金比較シミュレーションをしていきます(計算過程も記載します)。
※2023年2月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ

もちろん、燃料費調整額・いわゆる電源調達調整費も含めて計算します。
※いわゆる国の補助金は、2023年1月分は対象外です。

今回の電気代バトルの重要ポイントは、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の燃料費調整には上限が無いいわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)も導入されている
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の燃料費調整には上限がある
という点です。

<参考:グランデータのwebサイト>
グランデータニュース(2022年3月31日)

出典:グランデータ,ニュース(2022/03/31),【重要】約款変更のお知らせ
https://grandata-service.jp/news/65936/

 

なお、「燃料費調整額・電源調達調整費って何?」と思った方は、次の記事をご覧ください。

電気料金プランアイキャッチ
【2023年5月追記】現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プラン 電気料金の値上げに関する話題を、2022年以降、ニュースでよく目にするようになりました。 ※参考:読売新聞オンラインの記事(202...

 

皆さんの電気料金プラン選びの参考になれば幸いです!

※料金比較シミュレーションは真面目にやりましたが、ミスなどがある可能性もあるので、あらかじめご承知おきください。

 

目次

1.算定条件

◆対象年月
2023年1月分

◆契約電流
30アンペア
※最低料金制のエリア(関西・中国・四国)は除く

◆使用電力量
260kWh
※下記の記事から、家庭での「平均的な」電気使用量は260kWhだと想定

節電
【節電の目安】家庭での「平均的な」電気使用量(kWh)を調べてみた2022年の冬は、国(経済産業省)が旗振り役の節電キャンペーン(節電プログラム)が実施され、参加者には節電ポイントが付与されます。 ※...

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
3.45円/kWh
経済産業省のニュースリリース(2022年3月25日)参照

◆ONEでんきの電気料金の単価・端数処理

フリープランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

フリープラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(フリー・Mプラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important

 

スタンダードプランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

スタンダードプラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(スタンダード・オール電化プラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important2

 

燃料費調整単価・燃料費調整額の追加調整単価の「一例」は、次の通り。
※その他のエリアの単価はグランデータのwebサイトを参照。

グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)東京 グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)関西1 グランデータ燃調(2022年3月~2023年3月)関西2

出典:グランデータ,2023年3月分 燃料費調整額のお知らせ,2023年3月22日時点
https://grandata-service.jp/wp/wp-content/uploads/material/electricity/fuel_adjustment_2303.pdf

 

端数処理は、合計金額の1円未満を切捨て。

料金その他の計算における合計金額の単位は、1 円とし、その端数は、切り捨てます。

出典:グランデータ 電気供給約款〔2022年12月1日改訂版〕第4条(5)

 

2.北海道電力との比較

下記の通り、北海道電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が6,888円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が7,538円高いです。

ONEでんき フリープラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,670.00円 = 29.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,576.60円 = 9.91円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,728.580円 = 22.033円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
16,872.18円(≒16,872円

 

ONEでんき スタンダードプラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
8,320.00円 = 32.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,576.60円 = 9.91円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,728.580円 = 22.033円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
17,522.18円(≒17,522円

 

北海道電力 従量電灯B

◆請求金額
9,984円

北海道電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年1月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh)の結果を転記

北海道電力(従量電灯B2023年1月分料金試算)

出典:北海道電力,電気料金シミュレーション従量電灯B,2023年1月31日
https://www11.hepco.co.jp/FW15/FWPs01101JuryodentoBRyokinKeisan.do

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北海道)との比較
6,888円 = 16,872円 - 9,984円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北海道)との比較
7,538円 = 17,522円 - 9,984円

以上の通り、北海道電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が6,888円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が7,538円高いです。

 

3.東北電力との比較

下記の通り、東北電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が8,488円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が8,904円高いです。

ONEでんき フリープラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,486.60円 = 13.41円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,805.800円 = 22.330円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
17,053.40円(≒17,053円

 

ONEでんき スタンダードプラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,280.00円 = 28.00円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,486.60円 = 13.41円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,805.800円 = 22.330円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
17,469.40円(≒17,469円

 

東北電力 従量電灯B

◆請求金額
8,565円

東北電力のプレスリリース(2022年11月29日)に記載されている金額を転記

東北電力(従量電灯B2023年1月分料金)

出典:東北電力,プレスリリース,2023年1月分の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東北)との比較
8,488円 = 17,053円 - 8,565円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東北)との比較
8,904円 = 17,469円 - 8,565円

以上の通り、東北電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が8,488円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が8,904円高いです。

 

4.東京電力エナジーパートナーとの比較

下記の通り、東電の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が7,829円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が8,453円高いです。

ONEでんき フリープラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,377.40円 = 12.99円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,817.240円 = 22.374円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
16,955.64円(≒16,955円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,488.00円 = 28.80円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,377.40円 = 12.99円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,817.240円 = 22.374円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
17,579.64円(≒17,579円)

 

東京電力エナジーパートナー 従量電灯B

◆請求金額
9,126円

東電のプレスリリース(2022年11月29日)別紙に記載されている金額を転記

東電(従量電灯B2023年1月分料金)

出典:東京電力エナジーパートナー,プレスリリース,
2023年1月分燃料費調整単価および電気料金の算定(関東エリア) <別紙1>

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東京)との比較
7,829円 = 16,955円 - 9,126円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東京)との比較
8,453円 = 17,579円 - 9,126円

以上の通り、東電との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が7,829円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が8,453円高いです。

 

5.中部電力ミライズとの比較

下記の通り、中部電力ミライズの家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が7,753円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が8,299円高いです。

ONEでんき フリープラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,198.00円 = 12.30円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,983.120円 = 23.012円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
16,942.12円(≒16,942円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,410.00円 = 28.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,198.00円 = 12.30円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,983.120円 = 23.012円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
17,488.12円(≒17,488円)

 

中部電力ミライズ 従量電灯B

◆請求金額
9,189円

中部電力ミライズのプレスリリース(2022年11月29日)に記載されている金額を転記

中部電力ミライズ(従量電灯B2023年1月分料金)

出典:中部電力ミライズ,別紙1「燃料費調整単価表(2023年1月分)」,2023年1月30日時点
https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/contract/fuelcost/unitprice/__icsFiles/afieldfile/2022/11/30/nen_price_202301.pdf

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中部)との比較
7,753円 = 16,942円 - 9,189円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中部)との比較
8,299円 = 17,488円 - 9,189円

以上の通り、中部電力ミライズとの比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が7,753円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が8,299円高いです。

 

6.北陸電力との比較

下記の通り、北陸電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が7,177円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が8,269円高いです。

ONEでんき フリープラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,538.00円 = 21.30円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,574.00円 = 9.90円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 20.691円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
14,388.66円(≒14,388円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,574.00円 = 9.90円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 20.691円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
15,480.66円(≒15,480円)

 

北陸電力 従量電灯B

◆請求金額
7,211円

北陸電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年1月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・初回振替契約割引あり)の結果を転記

北陸電力(従量電灯B2023年1月分料金試算)

出典:北陸電力,従量電灯B試算結果,2023年1月31日
https://www.rikuden.co.jp/cgi-bin/shisan/211.cgi

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北陸)との比較
7,177円 = 14,388円 - 7,211円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北陸)との比較
8,269円 = 15,480円 - 7,211円

以上の通り、北陸電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が7,177円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が8,269円高いです。

 

7.関西電力との比較

下記の通り、関西電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が7,440円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が8,246円高いです。

ONEでんき フリープラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,824.00円 = 22.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,836.55円 = 163.60 +( 10.91円/kWh × 245kWh )

◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
14,937.21円(≒14,937円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,836.55円 = 163.60 +( 10.91円/kWh × 245kWh )

◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
15,743.21円(≒15,743円)

 

関西電力 従量電灯A

◆請求金額
7,497円

関西電力のプレスリリース(2022年11月29日)に記載されている金額を転記

関西電力(従量電灯A2023年1月分料金)

出典:関西電力,プレスリリース,2023年1月分電気料金の燃料費調整

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(関西)との比較
7,440円 = 14,937円 - 7,497円

◆ONEでんき スタンダードプラン(関西)との比較
8,246円 = 15,743円 - 7,497円

以上の通り、関西電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が7,440円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が8,246円高いです。

 

8.中国電力との比較

下記の通り、中国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が8,497円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が9,043円高いです。

ONEでんき フリープラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,905.48円 = 225.58 +( 15.02円/kWh × 245kWh )

◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
16,526.14円(≒16,526円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,890.00円 = 26.50円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,905.48円 = 225.58 +( 15.02円/kWh × 245kWh )

◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
17,072.14円(≒17,072円)

 

中国電力 従量電灯A

◆請求金額
8,029円

中国電力のプレスリリース(2022年11月29日)に記載されている金額を転記

中国電力(従量電灯A2023年1月分料金)

出典:中国電力,プレスリリース,2023年1月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中国)との比較
8,497円 = 16,526円 - 8,029円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中国)との比較
9,043円 = 17,072円 - 8,029円

以上の通り、中国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が8,497円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が9,043円高いです。

 

9.四国電力との比較

下記の通り、四国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が7,718円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が8,368円高いです。

ONEでんき フリープラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,015.92円 = 127.52 +( 11.60円/kWh × 249kWh )

◆燃料費調整額の追加調整
5,376.800円 = 227.480 +( 20.680円/kWh × 249kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
15,633.72円(≒15,633円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,994.00円 = 26.90円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
3,015.92円 = 127.52 +( 11.60円/kWh × 249kWh )

◆燃料費調整額の追加調整
5,376.800円 = 227.480 +( 20.680円/kWh × 249kWh )

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
16,283.72円(≒16,283円)

 

四国電力 従量電灯A

◆請求金額
7,915円

四国電力のプレスリリース(2022年11月29日)に記載されている金額を転記

四国電力(従量電灯A2023年1月分料金)

出典:四国電力,プレスリリース,2023年1月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(四国)との比較
7,718円 = 15,633円 - 7,915円

◆ONEでんき スタンダードプラン(四国)との比較
8,368円 = 16,283円 - 7,915円

以上の通り、四国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が7,718円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が8,368円高いです。

 

10.九州電力との比較

下記の通り、九州電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が5,760円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が6,280円高いです。

ONEでんき フリープラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,084.00円 = 23.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,090.40円 = 8.04円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
4,249.960円 = 16.346円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,321.36円(≒13,321円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,604.00円 = 25.40円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額
2,090.40円 = 8.04円/kWh × 260kWh

◆燃料費調整額の追加調整
4,249.960円 = 16.346円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
13,841.36円(≒13,841円)

 

九州電力 従量電灯B

◆請求金額
7,561円

九州電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年1月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・口座振替割引あり)の結果を転記

九州電力(従量電灯B2023年1月分料金試算)

出典:九州電力,あなたの電気料金をシミュレーション従量電灯B,2023年1月31日
https://www1.kyuden.co.jp/php/ryokin_shift/public/user_hontou/index.php/user_hontou/ryokin_shift/jyuryo_b_result/

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(九州)との比較
5,760円 = 13,321円 - 7,561円

◆ONEでんき スタンダードプラン(九州)との比較
6,280円 = 13,841円 - 7,561円

以上の通り、九州電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が5,760円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が6,280円高いです。

 

まとめ

2023年1月分においては、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の方が
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」よりも、
電気料金が高い結果となりました。

なお、差額は5~9千円くらいと、地域・料金プランによって差額にバラつきがあります

ちなみに、表の黄色マーカ―は、ONEでんきの電気代が、大手電力(規制料金プラン)の2倍以上ある箇所を示しています。

差額まとめ表(フリープラン)1月分 差額まとめ表(スタンダードプラン)1月分

 

ここまで大きな差額が生じた主な原因は、燃料費調整の上限の有無と、いわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)の有無です。

アイキャッチ(グランデータ電気代高騰)
【グランデータ電気代高騰の原因】突き詰めて調べたら「利益デカ盛り」疑惑が浮上 ということで、今回は「グランデータの電気代が高騰した原因」について、突き詰めて調べてみま...

 

2023年3月中旬からTwitter上で「グランデータの電気代は高い」という件で炎上が起こり、以下の通りニュース等にもなっています。

 

ところで、本記事執筆時点(2023年3月時点)で、大手電力会社10社のうち7社(中部電力ミライズ・関西電力・九州電力以外)は、2023年5月~6月頃にかけて、規制料金プランについて、経済産業大臣の審査・認可が必要な本格値上げをする予定です。

一方で、大手電力会社の規制料金プランの値上げを受けて、ONEでんきが値上げをするか否かは、本記事執筆時点では不明です(値上げするかもしれませんし、しないかもしれません)。
※auでんきは値上げする旨を2023年2月9日に発表しました(詳細はコチラ
※楽天でんきは値上げする旨を2023年2月20日に発表しました(詳細はコチラ

そして、今後の化石燃料価格の動向といった不確定要素もあり、
2023年5月~6月頃「以降に」、ONEでんき・大手電力(規制料金プラン)のどちらが安くなるかは、予想できません。
※2023年2月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ

 

今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!