(*)参考:NHKニュース
ということで、
大手電力会社の家庭向け規制料金プランに対する、私(電気代オタク)の評価を紹介します!
中部・関西・九州エリアにお住まいなら、
家庭向け規制料金プランは
オススメです!
その他のエリアにお住まいなら、
家庭向け規制料金プランは
無難です。
※そもそも論として(オール)電化住宅には家庭向け規制料金プランはオススメしません
※料金改定などが今後あれば評価は変わるかもしれません
1.大手電力会社の家庭向け規制料金プランとは?
家庭向けの規制料金プランは、次の通りです。
※規制料金プランにも、農事用電力など、色々と種類があります
◆北海道電力 従量電灯B
◆東北電力 従量電灯B
◆東京電力エナジーパートナー 従量電灯B
◆中部電力ミライズ 従量電灯B
◆北陸電力 従量電灯B
◆関西電力 従量電灯A
◆中国電力 従量電灯A
◆四国電力 従量電灯A
◆九州電力 従量電灯B
◆沖縄電力 従量電灯
※会社によって末尾が異なります
(B・A・無印)
各社それぞれの規制料金プランを契約できる地域は限定されています。
例えば、埼玉県の家だと、
関西電力の従量電灯Aなどには加入できず、
東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bしか加入できません。
規制料金プランへの乗換え手続きが、電話でのみ受付(=ネット手続き不可)の会社もあります。
例えば、東京電力エナジーパートナーがそうです。
出典:東京電力エナジーパートナー,他社から東京電力の規制料金プランに電気の契約を切り替えたい,2024年1月8日時点
https://tepco.zendesk.com/hc/ja/articles/360039107614?ctype=personal&sid=360005950133&bsid=360005950933
2.私の評価レビュー
以下、2パターンに分かれました。
①オススメできる料金プラン
②無難な料金プラン
①オススメできる料金プラン
以下の3つは、オススメできます!
◆中部電力ミライズ 従量電灯B
◆関西電力 従量電灯A
◆九州電力 従量電灯B
理由は、以下の2点です。
- 2023年に大幅な料金改定(本格値上げ)がなく割安
※参考:産経新聞
- 燃料費調整の上限が実際に機能する水準のまま
※参考:時事通信ニュース
②無難な料金プラン
以下の7つは、無難(悪くはない)です。
◆北海道電力 従量電灯B
◆東北電力 従量電灯B
◆東京電力エナジーパートナー 従量電灯B
◆北陸電力 従量電灯B
◆中国電力 従量電灯A
◆四国電力 従量電灯A
◆沖縄電力 従量電灯
理由は、以下の3点です。
- 2023年に料金改定(本格値上げ)したが、国からの審査・認可を受けており、ボッタクリ価格では無い
※参考:日経新聞
- とはいえ、新電力の料金プランの方が電気代が安くなるケースはそれなりにある
※参考:日経新聞
- そもそも、7つの家庭向け規制料金プランは、2023年の料金改定で、燃料費調整の上限が大幅に引上げられて、上限が有名無実化(今の上限に届くことは無い気がする…)
※参考:時事通信ニュース
補足:2024年4月の料金改定について
大手電力会社10社の
家庭向け規制料金プランが
2024年4月に(託送料金=電線の利用料等の見直しに伴い)料金改定されます。
ただ、家庭での平均的な電気使用量であれば、料金改定による値動きは月プラス・マイナス数十円以内。
※参考:日経新聞
そのため「軽微な料金改定なので気にしなくていい」です。
2024年4月から
託送料金の見直しで
東京電力エナジーパートナーの家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)の料金単価が改定💡基本料金単価は値「上」げ、
電力量料金単価は値「下」げトータルとしては、
電気使用量しだいで、値上げ・値下げになり、ケースバイケース💦30A・260kWhだと、2円値下げ pic.twitter.com/8XZ5VYBPVK
— ねこ崎@電気代オタク(節約すき) (@kumanekocampus) February 6, 2024
3.無難な料金プランがイヤならエネチェンジを利用
「無難な料金プランでは満足できない」
「もっと安い料金プランがいい」
という人は、エネチェンジを利用しましょう!
安い電気料金プランを見つけるには、電気代の比較シミュレーションをすればいいのですが、ハンド計算だと手間・時間・知識が必要です。
エネチェンジでは、現在の電気料金プラン名などを入力すれば、電気代の比較シミュレーションを自動計算してくれます(無料)。
出典:エネチェンジ,電気料金比較シミュレーション,2024年1月8日時点
https://enechange.jp/try/input
ただ、エネチェンジを使うにあたっての前提知識がないと、“高騰リスクのある電気料金プラン”に乗換えてしまう可能性があるので、要注意!
詳細は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
中部・関西・九州エリアにお住まいなら、
家庭向け規制料金プランは
オススメです!
その他のエリアにお住まいなら、
家庭向け規制料金プランは
無難です。
無難がイヤなら、
エネチェンジを利用しましょう!
今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!