契約中の料金プランの電気代が、高いのか安いのか気になってるんだ~ って記事を読んで、
料金比較シミュレーションをしてみよう♪
ということで、2023年1月分の電気料金について、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」と、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の、
料金比較シミュレーションをしていきます(計算過程も記載します)。
※2023年2月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ
もちろん、燃料費調整額・いわゆる電源調達調整費も含めて計算します。
※いわゆる国の補助金 は、2023年1月分は対象外です。
今回の電気代バトルの重要ポイントは、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の燃料費調整には上限が無い + いわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)も導入されている、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の燃料費調整には上限がある、
という点です。
<参考:グランデータのwebサイト>
出典:グランデータ,ニュース(2022/03/31),【重要】約款変更のお知らせ
https://grandata-service.jp/news/65936/
なお、「燃料費調整額・電源調達調整費って何?」と思った方は、次の記事をご覧ください。
皆さんの電気料金プラン選びの参考になれば幸いです!
※料金比較シミュレーションは真面目にやりましたが、ミスなどがある可能性もあるので、あらかじめご承知おきください。
1.算定条件
◆対象年月
2023年1月分
◆契約電流
30アンペア
※最低料金制のエリア(関西・中国・四国)は除く
◆使用電力量
260kWh
※下記の記事から、家庭での「平均的な」電気使用量は260kWhだと想定
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
3.45円/kWh
※経済産業省のニュースリリース(2022年3月25日) 参照
◆ONEでんきの電気料金の単価・端数処理
フリープランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。
出典:ONEでんき,重要事項説明(フリー・Mプラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important
スタンダードプランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。
出典:ONEでんき,重要事項説明(スタンダード・オール電化プラン),2023年3月18日時点
https://onedenki.jp/important2
燃料費調整単価・燃料費調整額の追加調整単価の「一例」は、次の通り。
※その他のエリアの単価はグランデータのwebサイト を参照。
出典:グランデータ,2023年3月分 燃料費調整額のお知らせ,2023年3月22日時点
https://grandata-service.jp/wp/wp-content/uploads/material/electricity/fuel_adjustment_2303.pdf
端数処理は、合計金額の1円未満を切捨て。
料金その他の計算における合計金額の単位は、1 円とし、その端数は、切り捨てます。
出典:グランデータ 電気供給約款〔2022年12月1日改訂版〕第4条(5)
2.北海道電力との比較
下記の通り、北海道電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が6,888円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が7,538円高いです。
ONEでんき フリープラン(北海道)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
7,670.00円 = 29.50円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,576.60円 = 9.91円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,728.580円 = 22.033円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
16,872.18円(≒16,872円)
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
8,320.00円 = 32.00円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,576.60円 = 9.91円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,728.580円 = 22.033円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
17,522.18円(≒17,522円)
北海道電力 従量電灯B
◆請求金額
9,984円
※北海道電力webサイト で行った電気料金シミュレーション(2023年1月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh)の結果を転記
出典:北海道電力,電気料金シミュレーション従量電灯B,2023年1月31日
https://www11.hepco.co.jp/FW15/FWPs01101JuryodentoBRyokinKeisan.do
差額
◆ONEでんき フリープラン(北海道)との比較
6,888円 = 16,872円 - 9,984円
◆ONEでんき スタンダードプラン(北海道)との比較
7,538円 = 17,522円 - 9,984円
以上の通り、北海道電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が6,888円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が7,538円高いです。
3.東北電力との比較
下記の通り、東北電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が8,488円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が8,904円高いです。
ONEでんき フリープラン(東北)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,486.60円 = 13.41円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,805.800円 = 22.330円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
17,053.40円(≒17,053円)
ONEでんき スタンダードプラン(東北)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
7,280.00円 = 28.00円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,486.60円 = 13.41円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,805.800円 = 22.330円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
17,469.40円(≒17,469円)
東北電力 従量電灯B
◆請求金額
8,565円
※東北電力のプレスリリース(2022年11月29日) に記載されている金額を転記
出典:東北電力,プレスリリース,2023年1月分の燃料費調整について
差額
◆ONEでんき フリープラン(東北)との比較
8,488円 = 17,053円 - 8,565円
◆ONEでんき スタンダードプラン(東北)との比較
8,904円 = 17,469円 - 8,565円
以上の通り、東北電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が8,488円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が8,904円高いです。
4.東京電力エナジーパートナーとの比較
下記の通り、東電の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が7,829円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が8,453円高いです。
ONEでんき フリープラン(東京)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,377.40円 = 12.99円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,817.240円 = 22.374円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
16,955.64円(≒16,955円)
ONEでんき スタンダードプラン(東京)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
7,488.00円 = 28.80円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,377.40円 = 12.99円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,817.240円 = 22.374円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
17,579.64円(≒17,579円)
東京電力エナジーパートナー 従量電灯B
◆請求金額
9,126円
※東電のプレスリリース(2022年11月29日) 別紙に記載されている金額を転記
出典:東京電力エナジーパートナー,プレスリリース,
2023年1月分燃料費調整単価および電気料金の算定(関東エリア) <別紙1>
差額
◆ONEでんき フリープラン(東京)との比較
7,829円 = 16,955円 - 9,126円
◆ONEでんき スタンダードプラン(東京)との比較
8,453円 = 17,579円 - 9,126円
以上の通り、東電との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が7,829円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が8,453円高いです。
5.中部電力ミライズとの比較
下記の通り、中部電力ミライズの家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が7,753円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が8,299円高いです。
ONEでんき フリープラン(中部)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,198.00円 = 12.30円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,983.120円 = 23.012円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
16,942.12円(≒16,942円)
ONEでんき スタンダードプラン(中部)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
7,410.00円 = 28.50円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,198.00円 = 12.30円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,983.120円 = 23.012円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
17,488.12円(≒17,488円)
中部電力ミライズ 従量電灯B
◆請求金額
9,189円
※中部電力ミライズのプレスリリース(2022年11月29日) に記載されている金額を転記
出典:中部電力ミライズ,別紙1「燃料費調整単価表(2023年1月分)」,2023年1月30日時点
https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/contract/fuelcost/unitprice/__icsFiles/afieldfile/2022/11/30/nen_price_202301.pdf
差額
◆ONEでんき フリープラン(中部)との比較
7,753円 = 16,942円 - 9,189円
◆ONEでんき スタンダードプラン(中部)との比較
8,299円 = 17,488円 - 9,189円
以上の通り、中部電力ミライズとの比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が7,753円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が8,299円高いです。
6.北陸電力との比較
下記の通り、北陸電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が7,177円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が8,269円高いです。
ONEでんき フリープラン(北陸)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
5,538.00円 = 21.30円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,574.00円 = 9.90円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 20.691円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
14,388.66円(≒14,388円)
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,574.00円 = 9.90円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 20.691円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
15,480.66円(≒15,480円)
北陸電力 従量電灯B
◆請求金額
7,211円
※北陸電力webサイト で行った電気料金シミュレーション(2023年1月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・初回振替契約割引あり)の結果を転記
出典:北陸電力,従量電灯B試算結果,2023年1月31日
https://www.rikuden.co.jp/cgi-bin/shisan/211.cgi
差額
◆ONEでんき フリープラン(北陸)との比較
7,177円 = 14,388円 - 7,211円
◆ONEでんき スタンダードプラン(北陸)との比較
8,269円 = 15,480円 - 7,211円
以上の通り、北陸電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が7,177円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が8,269円高いです。
7.関西電力との比較
下記の通り、関西電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が7,440円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が8,246円高いです。
ONEでんき フリープラン(関西)
◆最低料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
5,824.00円 = 22.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,836.55円 = 163.60 +( 10.91円/kWh × 245kWh )
◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
14,937.21円(≒14,937円)
ONEでんき スタンダードプラン(関西)
◆最低料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,836.55円 = 163.60 +( 10.91円/kWh × 245kWh )
◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
15,743.21円(≒15,743円)
関西電力 従量電灯A
◆請求金額
7,497円
※関西電力のプレスリリース(2022年11月29日) に記載されている金額を転記
出典:関西電力,プレスリリース,2023年1月分電気料金の燃料費調整
差額
◆ONEでんき フリープラン(関西)との比較
7,440円 = 14,937円 - 7,497円
◆ONEでんき スタンダードプラン(関西)との比較
8,246円 = 15,743円 - 7,497円
以上の通り、関西電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が7,440円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が8,246円高いです。
8.中国電力との比較
下記の通り、中国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が8,497円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が9,043円高いです。
ONEでんき フリープラン(中国)
◆最低料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,905.48円 = 225.58 +( 15.02円/kWh × 245kWh )
◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
16,526.14円(≒16,526円)
ONEでんき スタンダードプラン(中国)
◆最低料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,890.00円 = 26.50円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,905.48円 = 225.58 +( 15.02円/kWh × 245kWh )
◆燃料費調整額の追加調整
5,379.660円 = 310.365 +( 20.691円/kWh × 245kWh )
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
17,072.14円(≒17,072円)
中国電力 従量電灯A
◆請求金額
8,029円
※中国電力のプレスリリース(2022年11月29日) に記載されている金額を転記
出典:中国電力,プレスリリース,2023年1月分電気料金の燃料費調整について
差額
◆ONEでんき フリープラン(中国)との比較
8,497円 = 16,526円 - 8,029円
◆ONEでんき スタンダードプラン(中国)との比較
9,043円 = 17,072円 - 8,029円
以上の通り、中国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が8,497円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が9,043円高いです。
9.四国電力との比較
下記の通り、四国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が7,718円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が8,368円高いです。
ONEでんき フリープラン(四国)
◆最低料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,015.92円 = 127.52 +( 11.60円/kWh × 249kWh )
◆燃料費調整額の追加調整
5,376.800円 = 227.480 +( 20.680円/kWh × 249kWh )
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
15,633.72円(≒15,633円)
ONEでんき スタンダードプラン(四国)
◆最低料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,994.00円 = 26.90円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
3,015.92円 = 127.52 +( 11.60円/kWh × 249kWh )
◆燃料費調整額の追加調整
5,376.800円 = 227.480 +( 20.680円/kWh × 249kWh )
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
16,283.72円(≒16,283円)
四国電力 従量電灯A
◆請求金額
7,915円
※四国電力のプレスリリース(2022年11月29日) に記載されている金額を転記
出典:四国電力,プレスリリース,2023年1月分電気料金の燃料費調整について
差額
◆ONEでんき フリープラン(四国)との比較
7,718円 = 15,633円 - 7,915円
◆ONEでんき スタンダードプラン(四国)との比較
8,368円 = 16,283円 - 7,915円
以上の通り、四国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が7,718円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が8,368円高いです。
10.九州電力との比較
下記の通り、九州電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が5,760円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が6,280円高いです。
ONEでんき フリープラン(九州)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,084.00円 = 23.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,090.40円 = 8.04円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
4,249.960円 = 16.346円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
13,321.36円(≒13,321円)
ONEでんき スタンダードプラン(九州)
◆基本料金
0円
◆電力量料金(従量料金)
6,604.00円 = 25.40円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額
2,090.40円 = 8.04円/kWh × 260kWh
◆燃料費調整額の追加調整
4,249.960円 = 16.346円/kWh × 260kWh
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
897.00円 = 3.45円/kWh × 260kWh
◆合計金額(≒請求金額)
13,841.36円(≒13,841円)
九州電力 従量電灯B
◆請求金額
7,561円
※九州電力webサイト で行った電気料金シミュレーション(2023年1月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・口座振替割引あり)の結果を転記
出典:九州電力,あなたの電気料金をシミュレーション従量電灯B,2023年1月31日
https://www1.kyuden.co.jp/php/ryokin_shift/public/user_hontou/index.php/user_hontou/ryokin_shift/jyuryo_b_result/
差額
◆ONEでんき フリープラン(九州)との比較
5,760円 = 13,321円 - 7,561円
◆ONEでんき スタンダードプラン(九州)との比較
6,280円 = 13,841円 - 7,561円
以上の通り、九州電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が5,760円高く、
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が6,280円高いです。
まとめ
2023年1月分においては、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」の方が、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」よりも、
電気料金が高い結果となりました。
なお、差額は5~9千円くらいと、地域・料金プランによって差額にバラつきがあります。
ちなみに、表の黄色マーカ―は、ONEでんきの電気代が、大手電力(規制料金プラン)の2倍以上ある箇所を示しています。
ここまで大きな差額が生じた主な原因は、燃料費調整の上限の有無と、いわゆる電源調達調整費(燃料費調整額の追加調整)の有無です。
2023年3月中旬からTwitter上で「グランデータの電気代は高い」という件で炎上が起こり、以下の通りニュース等にもなっています。
ところで、本記事執筆時点(2023年3月時点)で、大手電力会社10社のうち7社(中部電力ミライズ・関西電力・九州電力以外)は、2023年5月~6月頃にかけて、規制料金プランについて、経済産業大臣の審査・認可が必要な本格値上げをする予定です。
一方で、大手電力会社の規制料金プランの値上げを受けて、ONEでんきが値上げをするか否かは、本記事執筆時点では不明です(値上げするかもしれませんし、しないかもしれません)。
※auでんきは値上げする旨を2023年2月9日に発表しました(詳細はコチラ )
※楽天でんきは値上げする旨を2023年2月20日に発表しました(詳細はコチラ )
そして、今後の化石燃料価格の動向といった不確定要素もあり、
2023年5月~6月頃「以降に」、ONEでんき・大手電力(規制料金プラン)のどちらが安くなるかは、予想できません。
※2023年2月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ
2023年7月分については、次の記事をご覧ください。
今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!