くまねこキャンパス
コスパ重視のお役立ち情報を発信するブログ
電気代

【2023年7月分】グランデータのONEでんき安くなった?大手電力の規制料金プランと電気代バトル

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
 お知らせ 

本記事は2023年7月分の記事です🖐

最新記事(2023年11月分)はコチラ

 

後輩
後輩
グランデータのONEでんきって、現状(2023年7月時点)では高いのかな?安いのかな?
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
グランデータいわく「2023年5月分から電気料金を実質的に値げする」って趣旨の説明をしてたから(*)、気になるね。
(*)参考:グランデータwebサイト
後輩
後輩
そうなんだよ!さらに言えば、
大手電力会社7社は2023年6月に規制料金プランを値げしたから(*)、現状ではどっちが高いか安いか、気になってるんだ。
(*)参考:NHKニュース
ねこ崎(筆者)
ねこ崎(筆者)
料金比較シミュレーションをしてみよう♪

 

ということで、2023年7月分の電気料金について、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」と、
大手電力会社の「家庭向け規制料金プラン」の、
料金比較シミュレーションをしていきます(計算過程も記載します)。
※2023年1月分についてはコチラ
※2023年2月分についてはコチラ
※2023年3月分についてはコチラ
※2023年11月分についてはコチラ

今回の電気代バトルの重要ポイントは、
グランデータのONEでんき「フリープラン」・「スタンダードプラン」には、市場価格調整額が導入されている(=実質的に市場連動型の電気料金プランになっている)、という点です。

<参考:グランデータのwebサイト>
市場価格調整額の導入

出典:グランデータ,これまでの電気供給約款の変更について経緯と内容のご説明,2023年7月7日時点
https://grandata-service.jp/terms_explanation/

 

なお、「市場価格調整額(いわゆる電源調達調整費)って何?」と思った方は、次の記事をご覧ください。

電気料金プランアイキャッチ
【2023年5月追記】現状で「避けるべき」電気料金プラン・「無難な」電気料金プラン 電気料金の値上げに関する話題を、2022年以降、ニュースでよく目にするようになりました。 ※参考:読売新聞オンラインの記事(202...

 

皆さんの電気料金プラン選びの参考になれば幸いです!

※料金比較シミュレーションは真面目にやりましたが、ミスなどがある可能性もあるので、あらかじめご承知おきください。

※本文内の画像類は、クリック/タップすれば、拡大表示されます。

 

目次

1.算定条件

◆対象年月
2023年7月分(本記事執筆年月分)

◆契約電流
30アンペア
※最低料金制のエリア(関西・中国・四国)は除く

◆使用電力量
260kWh
※下記の記事から、家庭での「平均的な」電気使用量は260kWhだと想定

節電
【節電の目安】家庭での「平均的な」電気使用量(kWh)を調べてみた2022年の冬は、国(経済産業省)が旗振り役の節電キャンペーン(節電プログラム)が実施され、参加者には節電ポイントが付与されます。 ※...

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
1.40円/kWh
経済産業省のニュースリリース(2023年3月24日)参照

◆ONEでんきの電気料金の単価・端数処理

フリープランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

フリープラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(フリー・Mプラン),2023年7月7日時点
https://onedenki.jp/important

 

スタンダードプランの基本料金・最低料金・電力量料金の単価は、次の通り。

スタンダードプラン単価

出典:ONEでんき,重要事項説明(スタンダード・オール電化プラン),2023年7月7日時点
https://onedenki.jp/important2

 

市場価格調整額の単価の「一例」は、次の通り。
※その他のエリアの単価はグランデータのwebサイトを参照。

市場価格調整単価(東京) 市場価格調整単価(関西)

 

出典:グランデータ,2023年7月分 市場価格調整額のお知らせ,2023年7月7日時点
https://grandata-service.jp/wp/wp-content/uploads/material/electricity/market_price_adjustment_2307.pdf

 

国の補助金(値引き)は、次の通り。

国の補助金

出典:グランデータ,「電気・ガス価格激変緩和対策事業」への参加に関して,2023年7月7日時点
https://grandata-service.jp/gekihenkanwa/

 

端数処理は、合計金額の1円未満を切捨て。

料金その他の計算における合計金額の単位は、1 円とし、その端数は、切り捨てます。

出典:グランデータ 電気供給約款〔2023年4月1日改訂版〕第4条(5)

 

2.北海道電力との比較

下記の通り、北海道電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が824円安く
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が174円安いです。

ONEでんき フリープラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,670.00円 = 29.50円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
2,096.38円 = 8.063円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
8,310.38円(≒8,310円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北海道)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
8,320.00円 = 32.00円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
2,096.38円 = 8.063円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
8,960.38円(≒8,960円)

 

北海道電力 従量電灯B

◆請求金額
9,134円

北海道電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年7月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh)の結果を転記

北海道電力シミュレーション結果

出典:北海道電力,電気料金シミュレーション従量電灯B,2023年7月7日,
https://www11.hepco.co.jp/FW15/FWPs01101JuryodentoBRyokinKeisan.do

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北海道)との比較
-824円 = 8,310円 - 9,134円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北海道)との比較
-174円 = 8,960円 - 9,134円

以上の通り、北海道電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北海道)の方が824円安く
ONEでんき スタンダードプラン(北海道)の方が174円安いです。

 

3.東北電力との比較

下記の通り、東北電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が30円安く
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が386円高いです。

ONEでんき フリープラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
2,099.24円 = 8.074円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
7,507.24円(≒7,507円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東北)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,280.00円 = 28.00円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
2,099.24円 = 8.074円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
7,923.24円(≒7,923円)

 

東北電力 従量電灯B

◆請求金額
7,537円

東北電力のプレスリリース(2023年5月30日)に記載されている金額を転記

東北電力モデル1 東北電力モデル2

出典:東北電力,プレスリリース,2023年7月分の燃料費調整等について(別紙1)低圧のお客さまに適用する燃料費調整単価等

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東北)との比較
-30円 = 7,507円 - 7,537円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東北)との比較
386円 = 7,923円 - 7,537円

以上の通り、東北電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(東北)の方が30円安く
ONEでんき スタンダードプラン(東北)の方が386円高いです。

 

4.東京電力エナジーパートナーとの比較

下記の通り、東電の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が307円高く
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が931円高いです。

ONEでんき フリープラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
2,285.14円 = 8.789円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
7,693.14円(≒7,693円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(東京)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,488.00円 = 28.80円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
2,285.14円 = 8.789円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
8,317.14円(≒8,317円)

 

東京電力エナジーパートナー 従量電灯B

◆請求金額
7,386円

東電のプレスリリース(2023年5月30日)別紙に記載されている金額を転記

東電モデル

出典:東京電力エナジーパートナー,プレスリリース,
2023年7月分燃料費調整単価および電気料金の算定(関東エリア) <別紙1>

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(東京)との比較
307円 = 7,693円 - 7,386円

◆ONEでんき スタンダードプラン(東京)との比較
931円 = 8,317円 - 7,386円

以上の通り、東電との比較では、
ONEでんき フリープラン(東京)の方が307円高く
ONEでんき スタンダードプラン(東京)の方が931円高いです。

 

5.中部電力ミライズとの比較

下記の通り、中部電力ミライズの家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が158円高く
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が704円高いです。

ONEでんき フリープラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,864.00円 = 26.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
1,695.98円 = 6.523円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
7,103.98円(≒7,103円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中部)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
7,410.00円 = 28.50円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
1,695.98円 = 6.523円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
7,649.98円(≒7,649円)

 

中部電力ミライズ 従量電灯B

◆請求金額
6,945円

中部電力ミライズのプレスリリース(2023年5月30日)に記載されている金額を転記

中部電力モデル

出典:中部電力ミライズ,燃料費調整単価表【2023年7月分】
https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/contract/fuelcost/unitprice/__icsFiles/afieldfile/2023/05/31/nen_price_202307.pdf

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中部)との比較
158円 = 7,103円 - 6,945円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中部)との比較
704円 = 7,649円 - 6,945円

以上の通り、中部電力ミライズとの比較では、
ONEでんき フリープラン(中部)の方が158円高く
ONEでんき スタンダードプラン(中部)の方が704円高いです。

 

6.北陸電力との比較

下記の通り、北陸電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が2,506円安く
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が1,414円安いです。

ONEでんき フリープラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,538.00円 = 21.30円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
760.76円 = 2.926円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
4,842.76円(≒4,842円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(北陸)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
760.76円 = 2.926円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,934.76円(≒5,934円)

 

北陸電力 従量電灯B

◆請求金額
7,348円

北陸電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年7月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・初回振替契約割引あり)の結果を転記

北陸電力シミュレーション結果

出典:北陸電力,従量電灯B試算結果,2023年7月8日
https://www.rikuden.co.jp/cgi-bin/shisan/211.cgi

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(北陸)との比較
-2,506円 = 4,842円 - 7,348円

◆ONEでんき スタンダードプラン(北陸)との比較
-1,414円 = 5,934円 - 7,348円

以上の通り、北陸電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(北陸)の方が2,506円安く
ONEでんき スタンダードプラン(北陸)の方が1,414円安いです。

 

7.関西電力との比較

下記の通り、関西電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が182円安く
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が624円高いです。

ONEでんき フリープラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
5,824.00円 = 22.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
686.40円 = 2.640円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,054.40円(≒5,054円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(関西)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,630.00円 = 25.50円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
686.40円 = 2.640円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,860.40円(≒5,860円)

 

関西電力 従量電灯A

◆請求金額
5,236円

関西電力のプレスリリース(2023年5月30日)に記載されている金額を転記

関西電力モデル

出典:関西電力,プレスリリース,2023年7月分電気料金の燃料費調整

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(関西)との比較
-182円 = 5,054円 - 5,236円

◆ONEでんき スタンダードプラン(関西)との比較
624円 = 5,860円 - 5,236円

以上の通り、関西電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(関西)の方が182円安く
ONEでんき スタンダードプラン(関西)の方が624円高いです。

 

8.中国電力との比較

下記の通り、中国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が1,873円安く
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が1,327円安いです。

ONEでんき フリープラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
683.54円 = 2.629円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,571.54円(≒5,571円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(中国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,890.00円 = 26.50円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
683.54円 = 2.629円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
6,117.54円(≒6,117円)

 

中国電力 従量電灯A

◆請求金額
7,444円

中国電力のプレスリリース(2023年5月30日)に記載されている金額を転記

中国電力モデル

出典:中国電力,プレスリリース,2023年7月分電気料金の燃料費等調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(中国)との比較
-1,873円 = 5,571円 - 7,444円

◆ONEでんき スタンダードプラン(中国)との比較
-1,327円 = 6,117円 - 7,444円

以上の通り、中国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(中国)の方が1,873円安く
ONEでんき スタンダードプラン(中国)の方が1,327円安いです。

 

9.四国電力との比較

下記の通り、四国電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯A)との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が1,584円安く
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が934円安いです。

ONEでんき フリープラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,344.00円 = 24.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
683.54円 = 2.629円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,571.54円(≒5,571円

 

ONEでんき スタンダードプラン(四国)

◆最低料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,994.00円 = 26.90円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
683.54円 = 2.629円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
6,221.54円(≒6,221円)

 

四国電力 従量電灯A

◆請求金額
7,155円

四国電力のプレスリリース(2023年5月30日)に記載されている金額を転記

四国電力モデル

出典:四国電力,プレスリリース,2023年7月分電気料金の燃料費調整について

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(四国)との比較
-1,584円 = 5,571円 - 7,155円

◆ONEでんき スタンダードプラン(四国)との比較
-934円 = 6,221円 - 7,155円

以上の通り、四国電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(四国)の方が1,584円安く
ONEでんき スタンダードプラン(四国)の方が934円安いです。

 

10.九州電力との比較

下記の通り、九州電力の家庭向け規制料金プラン(従量電灯B)との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が187円安く
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が333円高いです。

ONEでんき フリープラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,084.00円 = 23.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
637.78円 = 2.453円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,265.78円(≒5,265円)

 

ONEでんき スタンダードプラン(九州)

◆基本料金
0円

◆電力量料金(従量料金)
6,604.00円 = 25.40円/kWh × 260kWh

◆市場価格調整額
637.78円 = 2.453円/kWh × 260kWh

◆国の補助金
-1,820.00円 = -7.00円/kWh × 260kWh

◆再生可能エネルギー発電促進賦課金
364.00円 = 1.40円/kWh × 260kWh

◆合計金額(≒請求金額)
5,785.78円(≒5,785円)

 

九州電力 従量電灯B

◆請求金額
5,452円

九州電力webサイトで行った電気料金シミュレーション(2023年7月分・従量電灯B・30アンペア・260kWh・口座振替割引あり)の結果を転記

九州電力シミュレーション結果

出典:九州電力,あなたの電気料金をシミュレーション従量電灯B,2023年7月9日
https://www1.kyuden.co.jp/php/ryokin_shift/public/user_hontou/index.php/user_hontou/ryokin_shift/jyuryo_b_result/

 

差額

◆ONEでんき フリープラン(九州)との比較
-187円 = 5,265円 - 5,452円

◆ONEでんき スタンダードプラン(九州)との比較
333円 = 5,785円 - 5,452円

以上の通り、九州電力との比較では、
ONEでんき フリープラン(九州)の方が187円安く
ONEでんき スタンダードプラン(九州)の方が333円高いです。

 

まとめ

2023年7月分は、ややこしい結果となりました。

グランデータのONEでんきの方が安い地域もあれば、大手電力会社の方が安い地域もあります。

差額まとめ表(フリープラン)2023年7月分 差額まとめ表(スタンダードプラン)2023年7月分

 

一方で、2023年1月分~3月分の電気料金と比較すると、グランデータのONEでんきは大幅に安くなりました。
※理由は、日本卸電力取引所(略称:JEPX)での電気の卸市場価格が下落したため。

oneでんき1月分アイキャッチ(ぼかし抜き)
【2023年1月分】グランデータのONEでんき高騰!大手電力の規制料金プランと電気代バトル ということで、2023年1月分の電気料金について、 グ...
oneでんき2月分アイキャッチ(ぼかし抜き)
【2023年2月分】グランデータのONEでんき高い!大手電力の規制料金プランと電気代バトル ということで、2023年2月分の電気料金について、 グ...
差額まとめ表(フリープラン)
【2023年3月分】グランデータのONEでんき高い?大手電力の規制料金プランと電気代バトル ということで、2023年3月分の電気料金について、 グ...

 

しかし、私自身はグランデータのONEでんきに乗換える気は無いですし、家族や友人にもオススメしません。

なぜなら、「電気の卸市場価格は、諸々の世界情勢を踏まえると、年内には再び高騰するリスクがある(楽観視できる状況ではない)」と予想しているからです。
※あくまで私個人の予想です。
※参考:NHK(2023年1月25日記事)読売新聞オンライン(2023年5月16日記事)

電気の卸市場価格が「今後上がるのか下がるのか」については、日経平均株価が今後上がるのか下がるのかと同じように、正確・完璧な予想は誰にもできません。

 追記(2023年11月11日) 

2023年11月分の料金比較シミュレーションをしました!

詳細は、次の記事をご覧ください。

ONEでんき差額まとめ表(2023年11月分)
【2023年11月分】ストエネ(旧グランデータ)のONEでんきって高い?大手電力と電気代バトル ということで、2023年11月分の電気料金について、 ストエネのONEでんき「スタンダ...

 

グランデータのONEでんきへ乗換えを検討されている方は、この点(高騰リスク)を十分に意識して頂ければと思います。

 

今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!